ダムに行ってきました!「黒部ダム」編

こんにちはメッシーです!前回まではダムの基礎知識として構造や歴史について

ご紹介してきました。「基礎知識」といっても正直これだけ知っていれば十分です。笑

という事でここからは実際のダムに行ってみた感覚を味わってもらいたいと思います。

黒部ダムへ行ってきました

先日、黒部ダムに行ってきました。日本で一番有名なダムなので簡単に行けるかと

思っていましたが、意外と大変でした・・

でも、夢にまでみた黒部ダムに会えるのであれば何のこれしき!

という事でその時のお話を致しますね。

黒部ダムはどこにあるの?

黒部ダムは富山県にありますが、ほぼ長野です。黒部川に設置されたダムで黒部川第四発電所

を機能させるためのダムなので、黒四ダムとも呼ばれています。

いざ!扇沢駅からトロリーバスで黒部ダムへ

黒部ダムには富山県の立山側から行くルートと、長野県の扇沢から行く2つのルートが

あります。立山側からのルートはバスやらケーブルカー、ロープウェイなどを乗り継いで

最後に黒部ダムに会えるので、トロリーバス1本でいける扇沢側からのルートがオススメです。

トロリーバスに乗ったよ

という事で扇沢で切符を買いトロリーバスに乗る事に。あれ?トロリーバスってなんだっけ?

パンフレットには常識みたいに「トロリーバス」と書いてあるのであまり気にしません

でしたが、よくよく考えてみると聞いた事ないけど・・・

そんな思いを胸に、トロリーバスが入ってきました。

一見、普通のバスですが良くみると電車みたいにパンタグラフと架線がついてます。

バスが電車の仕組みで走ってるって事ですね。なんか大正時代とかの街中の写真で

見た事あるような?バスに乗ると中は普通のバスでした。いざ出発!

ワクワクしながら関電トンネルに入りしばらく進みます。中は一方通行のトンネルで

綺麗に整備されていました。

大破砕帯

トロリーバスはトンネルをひたすら進みます。すると道路になにやら看板があり「大破砕帯」

と書かれています。そう、これが映画「黒部の太陽」でも有名な大破砕帯です。

大破砕帯とは岩盤が細かく割れ、地下水を大量に含んだ軟弱な地盤の事です。昭和30年代

当初なので、今のような技術はありませんでしたが80メートル掘り進めるのに7ヶ月も

かかったそうです。真冬も工事をしていたので冷たい地下水でビショビショになりながら

掘削を続ける・・ゾッとしますね・・

ダムまではまだまだ(トンネル)

トロリーバスに乗って15分程で黒部ダム駅に到着しました。バスを降りて周りを

見渡しましたがまだ地下・・掲示板をみると展望台まで階段で行けとの表示が。

階段には展望台まで「あと220段!」とシールが貼られており、来る人の心を

折り続けています。抱っこ紐で子供を持ちながら上るには尚更地獄です・・

でもここはダムのため!頑張ってひたすら登ります。

途中に大破砕帯の水が湧いており、ちょっと喉を潤す事ができます。味はまぁ水です。

ダム到着!

長い階段を抜けるとそこは黒部ダムを眼下に一望できるすばらしい展望台でした。

ん??なんで一望できる展望台なんだ!?

どうやら、黒部ダム駅からは展望台に上る階段と黒部ダムに下る階段があったようで、

無駄に220段を登ってしまったようです・・・

でも黒部渓谷を一望できる展望台は最高でした。やっぱ自然は癒されますね!

いざ、黒部ダムへ!

展望台を満喫し、岩肌に作られた長い階段を降りていくと、いよいよ黒部ダムです。

間近でみると今までみたアーチ式コンクリートダムとは桁違いに大きい。

堤頂長が約500mあり、左岸が遠い事遠い事。そして190mもある堤高から真下を見たときの

ゾクゾク感がなんとも言えませんでした。

さすが日本一のダムといった感じで只々圧巻でした。でも・・私はどちらかというと

ゲートが好きなのですが黒部ダムの構造上、堤頂からはゲートを見る事ができず、ちょっと

テンションが下がってしまいました。そして観光放流を楽しみにしていたのですが

雨季でないとやっていないとの事で残念すぎました・・・

まずはお決まりダムカード入手

さぁ気をとりなおして、お目当てのダムカードをもらいに行きます。

配布場所はダムに隣接するレストハウスの売店でした。(後で知ったのですが扇沢駅でも

貰えるそうです)

トロリーバスの乗車券を売店の店員さんに見せて、ゲットする事ができました。

乳幼児も1人としてカウントしてもらえるので、余分に一枚もらっちゃいました。笑

ダムカレーはおいしかったよ!

無駄に展望台に登った事もありお腹はぺこぺこ。という事で早速、黒部ダムカレーを

食べる頃にしました。先ほどのレストハウス二階にレストランがあり、そこで注文できます。

量は普通のカレーくらいでしたが、黒部湖の緑色と同じくグリーンカレーのルーと

アーチ式コンクリートダムの堤体風白米。バルブの代わりにウィンナー。

見た目も楽しませてもらいましたが、味もとっても美味しかったです。

まぁ・・お腹が空いてた事が主な理由ですけどね。

そして撤収 ・・・

黒部ダムを渡り、立山アルペンルートまで行く事もできましたが、途方もない道のりなので

今回は引き返して宿に向かいました。目的はあくまでダムですから!

やはり観光施設として魅力のある黒部ダムは違いますね!楽しみやすかったです。

今度は秩父ダム巡りをする予定です。お楽しみに!

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