ショートコラム「ビーバーのダム作り」

こんにちはメッシーです!今日は趣向を変えて人間以外にダムを作る動物について

ご紹介しようかと思います。ビーバーという動物です。(有名ではありますが)

ビーバーってどんな動物?

まず。ビーバーとはどんな動物かご紹介します。(有名ではありますが・・)

学術上は「げっ歯目ビーバー科」です。体長は70から90センチ。大きくなると体重は30キロ

にもなります。要するにすごく大っきなネズミです。カピバラみたいな?

ビーバーのダム作り

ビーバーはまず、大きな歯を使って水辺の木を切り倒します。倒した木を川を塞ぐように

並べます。それを何度も何度も繰り返し、最後は仕上げに泥や枯れ枝を隙間に埋めて完成です。

木材を鉄筋、泥をコンクリートと考えると重力式コンクリートダム?みたいなものでしょうか。

そしてこのダムにより溜められたビーバーダム湖は大きいものだと半径数百メートルにもなる

そうです。

しかし、単純ではありますがこのダム作りは誰からも教えられるものではなく、生まれ持った

本能で行っているそうです。本能でダムを作るってすごいですね!

ビーバーは何でダムを作るの?

では、なぜビーバーはダムを作るのでしょうか?理由は作った広大なダム湖の中に

自宅を建造するから。一見ふざけてるようにも見えますが、ビーバーは大きくても

ネズミなのでコヨーテなど強力な敵がいっぱい。そこで、湖の中に浮島を作りその中に

巣を作るのです。巣には入り口がありますがそれは水中に作られます。

そのため、水中を泳ぐことのできるビーバーだけ巣に入ることができ、コヨーテなどの

水中を泳げない外的は巣に入れないという仕組みになっているのです。なかなか考え

られていますねぇ

かわいそうなビーバーちゃん

このビーバーダム、広大なダム湖を一家に一つ作り、周辺を水浸しにするので木や草が

腐ってしまいます。そのため、昔は害獣あつかいとなり、食料や毛皮目的として人間が

狩りや駆除をすることが推奨されるという歴史もありました。そのせいで個体数を

大幅に減らしてしまったという今があります・・

しかし、後にビーバーダム湖は木や草を腐らせるということだけではなく、湖畔に

小さな虫や小動物などの生態系を形成することが分かっており、現代では自然を育む大切な

ダム湖として扱われていうそうです。

ビーバーダムのすごいところ

いろいろ調べてみると、世界最大のビーバーダムは堤頂長がなんと850メートルもあるそうです。

黒部ダムの約500メートルなので、すごい大きさですね。

そして調査によるとこのダムは1970年頃から建造されているそうです。

また、ビーバーはダムのメンテナンスも欠かしません。本能的に水が漏れる音を聞くと

ウズウズしてしまい、即座に直しにいくそうです。

おわりに

ということで今日はコラムとしてビーバーのダム作りをご紹介しました。

ダムを作る生物を調べてみたのですが、自分の生きる環境を変えてしまう生物は

他にはいないそうです。あ!環境をすぐ変える生物「人間」をのぞいてですけどね!

こういったコラムもちょこちょこ入れていこうと思います。

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